写真 © Koji Fuji / TOREAL
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図面 © Takeshi Hosaka Architects
図面 © Takeshi Hosaka Architects

日本基督教団 鎌倉雪ノ下教会 教会墓地

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場所
Yokohama, 神奈川県, 日本
2020
クライエント
TAKESHI HOSAKA

「十字架の背後にいつも私は甦りの光を見ている」

鎌倉雪ノ下教会の墓地の設計コンセプトは、十字架の向こう側にある復活の輝きすなわち復活の栄光の輝きに包まれた十字架を感じることである。このコンセプトを墓地全体に響き渡らせる墓碑として、十字架の背後に空(天)があり、空からの光(太陽、月)があるという視界を思い浮かべた。

具体的な構成は、十字架の背景が空であるとするために、空中に水平に浮遊するように配置し、これを支える3から4本の十字形柱によって支えられる。柱は既存地下構造の壁芯に乗せて荷重を伝達する。基壇の高さは現在の厚い仕上げを撤去し躯体を残し、防水と仕上げを施して650mm程度とし、その上1850mmの高さが十字架の下面の高さとした。それは丁度日本の伝統的な建築物の長押の高さである。この十字架の側面に50mm厚の石を貼り、墓碑・墓誌とする。墓誌に刻まれた故人の名前を、長押に掲げられたものを見るような位置関係で見る。十字架の最高高さは3mである。

十字架は空中に水平に浮遊するように配置したため、生者の視界においてはすぐに十字架であることを認識できないような抽象性を持っている。一方、亡くなった方々が地下から、あるいは天から眺めるとすれば、十字架は天と地に正対して光の中に十字架を見る視界となる。
その天と正対している十字架は、昼間のいっ時や満月の限られた時間のみ十字架の大きな影が墓地に出現する。

この大きな十字架の持つコンセプトが鎌倉雪の下教会の墓地を訪れる全ての人のみならず、日野公園墓地を訪れる人々に福音が宣べ伝わるきっかけになることが、墓地で眠る兄弟姉妹の復活の希望、復活の十字架でもあると考えた。

「十字架の背後にいつも私は甦りの光を見ている」という墓地意匠設計のコンセプトとし考えた末に得られた鎌倉雪ノ下教会墓地である。

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