Projetos

空間研究所/篠原聡子

SHAREtenjincho

東京都新宿区, Japan, 2021

シェアハウスとは、どのような住まいなのだろうか。 コロナ禍の中で、住まいのあり方は揺らいでいる。 この時期に他人が集まって暮らすなどあり得ないという声も聞かれる。新型コロナウイルスの感染経路でいちばん多い家族内感染は看過されても、シェアハウス内で複数人が感染したなら、クラ...

APOLLO / 黒崎敏

ESPACE

東京都品川区, Japan, 2022

敷地は都心エリアの住宅地。北側道路の一角に建つ「ESPACE」は、40代夫婦が暮らす木造2階建ての小住宅である。 互いにライフスタイルのセンスに長けたクライアントは、必要以上にモノを持たないミニマリストでもあり、コンパクトな敷地でもプライバシーに配慮した、広さより広がりのあ...

ニコ設計室

道山さんの家

福岡県福岡市, Japan, 2022

福岡市の室見川にほど近い街に計画した店舗併用住宅です。敷地形状はほぼ三角形で、中層マンションの立ち並ぶ大通りと住宅街のはざまにある鋭角な角地でした。元々は古い木造2階建てのご実家が建っていたのですが、この数十年で周りの風景も変わり、立地も良いことから将来貸し店舗を併設した住...

小山光/Key Operation Inc.

ZOOM TOGOSHI GINZA

東京, Japan, 2018

戸越銀座の商店街から少し坂を登った近隣商業と第1種住居地域をまたぐ敷地に建つ投資用の9階建ての集合住宅。元々は6階建ての女子学生寮が建っていた500㎡の敷地から最大限有効な面積を得るスタディをすると、住居地域部分の低層棟と、近隣商業部分の高層棟に分かれ、高層棟は日影計算のた...

永山祐子建築設計

女神の森セントラルガーデン

山梨県北杜市, Japan, 2016

ホール: 日本建築様式、特に神殿造りの庭を囲んで用途を持った場所が廊によって繋げられる構成を参考にした。各々の機能を持った場所を森の遊歩道(廊)によって繋げていくという方法をとることで“ホール”という大きな場所を細分化していった。大掛かりなホールロビーやホワイエはここにはな...

マウントフジアーキテクツスタジオ

雨晴れの住処

東京, Japan, 2008

「雨・晴れ」 気候の中の建築

敷地は、温暖湿潤気候帯から熱帯雨林気候帯へと、近い将来、移ろうとしている関東平野中央やや西寄り、東京都内の低層高密な住宅地内にある。
求めたのは「住宅」というよりも「居住」を誘発する永...

佐々木龍一/佐々木設計事務所

Modelia Days NAKANOBU

東京, Japan, 2016

中延は、東京都心部の南に隣接する国道沿いの街。饅頭屋とジャズフェスティバルが同居し、老若男女が集い暮らす活気あふれる近隣商業地である。本敷地もまた賑やかな駅前商店街に面し、銭湯や新聞配達店が軒を並べる一角に存在する。細やかな生活の息づく街への影響に配慮して、周辺建物とスケー...

MMAAA / 三木達郎 + 本橋良介

双葉町のアパートメント

東京都板橋区, Japan, 2020

街の共用部としてのimpasse この建物は東京の西郊外、環状7号線と中山道から入った住宅地に位置する。 建蔽率が60%、容積率が300%の指定なので、都市計画が誘導するこのエリアのイメージは住環境を担保する40%の空地を残しつつ中高層の建物が並ぶ風景だろうか。実際には敷...

Love Architecture

朱合院

東京, Japan, 2013

敷地は幹線道路と商店街の通りに挟まれた、まるで川の中州のような街区にある。朱合院では新たな境界面によって公私を活性化しようとする動的な姿勢と、公共であろうとする静的な姿勢の2つの異なる次元で公私の関係調整を図っている。 建ぺい率の最大限度80%で建築し、残りの20%はコモ...

クル | KURU Co., Ltd.

ENOWA YUFUIN

大分県由布市, Japan, 2023

敷地は大分県由布市の温泉地の外れの中腹に位置する。面積約13,400坪、標高543mから585mという高低差のある敷地は、東に由布岳、南に湯布の街を一望できる風光明媚な立地条件。 ここに、「ボタニカルリトリート」をグランドコンセプトとした宿泊施設を計画することになり、そのコ...

遠藤克彦建築研究所

大子町新庁舎

茨城県大子町, Japan, 2022

自律的に存在する木架構の表現として 敷地は周囲を八溝山系の山に囲まれた高台にあり, 大子町の中心市街地を視認できる場所に位置している。中心市街地での旧計画では浸水対策として鉄骨造にて計画されていたが,令和元年東日本台風による被災を受けて新敷地への移転となった。新たな敷地で...

東海林健建築設計事務所

o house

Niigata, Japan, 2012

桃畑の一角に建つ、新潟市郊外の個人住宅である。 敷地は中之口川を背景とした古くからの農村集落と新潟県を横断する国道との間にあり、敷地前面は交通量の多い県道に接している。 生け垣に囲われた蔵や民家といった繊細ながらもゆったりとした農村環境と、国道沿線に...

マウントフジアーキテクツスタジオ

新井薬師の家

東京都, Japan, 2015

都市の様相をそのまま引き取る 敷地周辺は戦前からの地割りも残る稠密な住商混合地域。ここに親子三世代が暮らすオフィス兼住宅を、というのが依頼だった。古くからの街らしく、明らかな都市軸もなく、軒を接するように犇めき合う既存建築群もまた、構造形式・規模・用途、それぞれ全て多種多様...

ihrmk

はつせ三田

東京都港区, Japan, 2019

大きな家 一般的に、オーナー住戸付き賃貸住宅は最上階にオーナーが住み下階を賃貸住戸とすることが多い。ここでは再開発で引越しを余儀なくされたオーナー一家のために、設えられた「オーナー住戸」に皆で住むのではなく、将来の家族構成や社会の変化に耐えられる新たな住まいを提案することと...

シーラカンスアンドアソシエイツ

あぶくま更生園

福島県田村市, Japan, 2015

東日本大震災で被災した知的障害をもつ入居者50名の福祉施設である。川内村の既存施設が福島第一原発の被害を受け、過酷な避難生活の末、田村市や地域住民の暖かい支援により、この地に応急仮設建築物を建てることになった。避難生活で疲弊している入居者、職員の方々に、一日も早く安住の地を...

山﨑健太郎デザインワークショップ

52間の縁側

千葉県, Japan, 2022

建築によって忘れてしまったものを思い出す 「52間の縁側」は、高齢者のためのデイサービスである。クライアントの石井さんは、認知症などシリアスな問題を抱えていたとしても、ありのままその人らしい日常の暮らしを送れる介護を実践してきた。この計画では、認知症や障害があっても、さら...

マウントフジアーキテクツスタジオ

傘の家

静岡県, Japan, 2016

“傘”という、おおらかな形式 東海地方の小さな住宅地、その最奧に敷地はある。背後には樹高20mを優に越える主に落葉広葉樹からなる森林公園が広がり、これに守られるようにして、南には長年丹精されてきた陽だまりの庭が抱かれている。40年来の近所付き合いは、鍵をかける必要もないほ...

マウントフジアーキテクツスタジオ

おおきな家

東京, Japan, 2006

「質」の対話 目黒通りから一本奥に入った、昭和初期頃からの閑静な屋敷街の一角が敷地である。
都心部には珍しく大きな区画に邸宅が建ち並ぶ地域で、この計画もそれなりのスケールを持つことになった。「おおきな家」の設計である...

平岡建築デザイン

リゾートライフリノベーション

京都, Japan, 2015

水盤にひらく癒しの生活 京都郊外の閑静な住宅街の一角にある医院併用住宅の住宅部分の全面改装です。 外観の部分的な片流れ屋根はモダンな形態要素ながらも外壁は煉瓦タイルで覆われてオーソドックスな印象を与えていました。広すぎる玄関や小割になった部屋は家事動線として不便と感じら...

藤原昌彦 / バウムスタイルアーキテクト

高梁の家

岡山県高梁市, Japan, 2019

敷地は岡山県高梁市内、備中松山城の城下町の一角であり伝統的な街並みを残した通りからほど近い場所に位置している。 計画前に敷地を訪れると、高梁の街並みを彷彿とさせる立派な蔵や日本庭園、そして控えめな佇まいの平屋建ての住宅が残っていた。クライアントは、この広い敷地を有効に利用...

シーラカンスアンドアソシエイツ

HASE-BLDG.1

愛知県名古屋市, Japan, 2016

この建物は、愛知県名古屋市大須に建つRC造地上6階建ての賃貸ビルである。賃貸ビルは、街の栄枯盛衰の影響を直接受けやすいが、街の潜在的なポテンシャルを引き出すこともできる街の縮図のような建築だと考えている。大須には大須観音などの神社仏閣や、商店街、大須演芸場があり、生活と商業...

小山光/Key Operation Inc.

猪名川霊園

兵庫, Japan, 2017

宗教や人種を超えて分かちあえる祈りの場にふさわしい、新施設を建造したい。この私たちの志に世界的建築家デイヴィッド・チッパーフィールド氏が賛同して始まった猪名川霊園の建設プロジェクトが、遂に竣工の日を迎えました。およそ4年半の設計・建設期間を経て2017年5月にオープンした、...

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